オンライン学習がインターネット上で広く普及している中、ラーニングマネージメントシステム（LMS）はオンライン学習の進捗を管理するためのツールとしてますます機能が充実し、多機能化しています。一方で、LMSにあるような受講期限、進捗確認、テスト合否などの細かい学習管理の設定を必要とせず、シンプルに教材を掲載しておけるカジュアルな用途に応えるツールはそれほど多くありません。

たとえば、資格取得や塾などの教育業界では、紙の教材を前提とした学習方法に加えて、オンライン教材をサブ的な役割として活用したいというニーズがあります。模擬試験や過去問題の解説動画、解答例をオンラインで提供したり、通常の授業に加えて補習としてオンライン教材を提供する場合、教材の割り当てや学習進捗度よりも整理されたコンテンツと欲しい情報がすぐ見つかる検索性が求められます。

このような課題を解決するのが、LOGOSWARE Libraです。
Libraは、視認性に優れた本棚スタイルで動画やテキストなど多様なメディアを掲載できるデジタルライブラリです。LMSのような学習管理機能に重点を置くよりも、シンプルに教材を掲載して知りたい情報にすばやく辿りつくことを実現するツールです。複雑なカリキュラムを組んだ教材の割り当てや学習進捗の管理などの運用には手間をかけたくないが、受講者が自主的に疑問を解決できる環境を整えたいという企業や組織にとってLibraは最適なソリューションです。

知りたいときに必要な情報にアクセスできることは、学習プロセスにおいて非常に重要です。
情報の整理とアクセスの容易さは、学びのスピードを加速させます。

Libraは、図書館のように自分のペースで調べたい、探したい情報を迅速に見つけることができるデジタルライブラリです。Libraには、掲載されたすべてのコンテンツを横断してキーワード検索できる高度な全文検索機能が搭載されています。キーワードを検索すると、該当箇所がリストされ、リストされた項目をクリックすると、コンテンツ内の該当部分がピンポイントで表示されます。

Libraでは、MP4形式の動画やデジタルブック、スライド、テストなど、さまざまなメディアを教材として活用することができます。テキスト情報はもちろん、動画の文字起こしやスライドの読み上げ文章、メモやドキュメントの文章なども検索の対象となります。

PDFデータや動画ファイルを共有フォルダに格納するよりも簡単に必要な情報を見つけることができるため、受講者の時間と労力を大幅に削減します。

あらゆる学習において、自分の理解度を上げるためにメモ書きは必要です。しかし、オンライン教材では手書きのように簡単にメモを取ることができないため、紙ベースの学習にこだわる方も多いのではないでしょうか。この点でもLibraを活用すれば、オンライン教材に効果的なメモを残すことが可能です。

Libraに格納されたデジタルブック形式のオンライン教材は、個人用の付箋やメモを追加することができます。この付箋・メモはクラウド上に保存されるため、どのデバイスからでもアクセスすることができます。自宅のパソコンでオンライン教材にメモを追加し、外出中にスマートフォンでそのメモを確認することもできます。学習中に浮かんだアイデアや重要なポイントを逃さずに記録し、必要なときにいつでも参照することができます。

さらに、Libraのメモや付箋は自動でインデックス化されます。
たとえば、「あとで確認」というメモを隙間時間を利用してまとめて学習したり、学習中にわからない部分を「質問メモ」として書き留めておくことで、あとで理解を深めるための質問をまとめることができます。Libraのメモや付箋機能が情報の整理とアクセスをより効率的にすることで、自主的な学習にも役立ち、知識をより確実に習得できます。

どのような学びにおいても情報の整理は極めて重要です。情報が散乱していると、学習のモチベーションの低下に繋がりかねません。Libraの特徴である「迅速な情報検索」と「効果的なメモ活用」により、学習効率性が向上し、自分だけのオンライン教材として最大限に活かすことが可能になります。